ストリーミング配信にカメラのスタビライザーを活用しよう

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最近ストリーミング配信という言葉を耳にすることが増えてきましたが、ストリーミング配信とは何か、またダウンロードとの違いはあるのかといった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。インターネットに接続したままでデータを再生できる方法をストリーミングと言います。映像や音声などのデータを端末に入れてから再生するダウンロードとは違い、ネット環境さえあればすぐに再生できて、端末の容量を気にしなくても良いのが特長です。
動画のストリーミング配信サービスも複数存在します。ライブ配信が行えるサービスを通して、自分で撮影した動画を配信して収益を得る人も多くいます。人気の高まりとともに利用者が増えてきているため、カメラにスタビライザーを取り付けて画質を向上させ、より質の良い動画を作ってファンを獲得しようとする人もいます。

ストリーミング配信の動画撮影でも使用されるジンバルとは

撮影の際、手ぶれが気になる人にはジンバルを使用することをおすすめします。ジンバルとは、カメラを取り付けて使用する回転式の台です。片手でつかめる1本のグリップの上にカメラを固定させることで、滑らかな動画を撮影できます。
ジンバルはスタビライザーと違って、手ぶれを調整するためのおもりがありません。そのため、おもりの重量を調整する必要がないだけでなく、おもりがない分本体が軽量になり持ち運びが楽です。ただし、スタビライザーよりもジンバルの方が値段が高い傾向があります。
ジンバルにも手ぶれ補正機能は付いています。おもりがない代わりに、ブレシレスモーターというモーターで手ぶれを補正してくれます。ブレシレスモーターは作動音が静かで、動画撮影に影響を及ぼしません。

便利なスマートフォン専用ジンバルもある

動画の撮影をスマートフォンに内蔵されたカメラで行う人も多いでしょう。その場合は、スマートフォン専用のジンバルも市販されていますのでそちらを活用してみてください。スマートフォン専用のものの中には、もともと伸縮するロッドが付いているので自撮りや高所での撮影に必要な延長ロッドを別で取り付けなくても良い商品や、撮影した動画を簡単な操作で編集できて、SNSにその場で共有することができる商品などがあります。
おもりの操作が不要なジンバルは、スタビライザーよりも初心者にはとっつきやすいでしょう。ただ、自分で傾きのバランスを調整したい場合や、費用を抑えたい場合などはスタビライザーをおすすめします。