小型化するカメラのスタビライザー

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スタビライザーは、小型化が進んでいます。小型化することで持ち運びがしやすく、旅行に持って行ったり、スポーツやアウトドアシーンに活用したりと気軽に使いやすくなっています。超小型の商品では、コンパクトデジタルカメラやGoPro用の手のひらに握れるほどの小箱のようなものや、スマートフォン用の小さく細長いものなど、形状はメーカーによって様々ですが、携帯しやすい商品がたくさん発売されています。
大きなスタビライザーは重量もあり、長時間の撮影では疲れやすくなります。しかし、小型のものなら軽量で、40グラムを切るような商品もあるため、力の弱い女性や子どもでも扱いやすくなります。機械ですので、もちろん地面に落としたり衝撃が与えられたりすると故障につながります。小型で気軽といっても、取り扱いは丁寧に行いましょう。

スマートフォン用スタビライザーの選び方のポイント

スマートフォン用のスタビライザーを選ぶ際にも、一眼レフやコンパクトデジタルカメラ用などの場合と同じように、補正の方法は電動式か手動式か、また補正の方式は1軸、2軸、3軸のどれかというポイントに注目します。電動式は充電が必要になるため、モバイルバッテリーで充電できる商品を選ぶのがよいでしょう。一度の充電で10時間以上も撮影できる商品もあります。
購入費用を抑えたいなら手動式で1軸方式のものを選ぶことになりますし、使いやすさを重視するなら操作が簡単な電動式で安定感のある3軸方式のものを選ぶことになるでしょう。電動式の3軸方式の商品が一般的になってきていますが、使いたいシーンに必要な機能を備えているか、自分が操作しやすいかどうかをよく考えて選んでみてください。

手持ちのスマートフォンや自分の好みに合った商品を選ぶこと

スタビライザーを購入する前に、現在使っているスマートフォンにぴったりと装着できるかどうかを必ず確認してください。幅や厚みなどのサイズが不一致のものを無理に装着すると、撮影中に落下して故障につながることがあります。
また、グリップを握った感触が自分の好みに合うかどうかも大切です。グリップの形状はまっすぐのタイプと曲がったタイプがあります。グリップの形状のバランスは個人の好みが分かれるポイントです。全体の重量は軽く、自分の手の形に合っている商品が理想的です。お店に足を運び、実際に商品を手で持ってみたときのフィーリングで選んでよいでしょう。