自転車のブレをカメラのスタビライザーで補正

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自転車をこぎながら動画を撮影すると、上下左右に画面が揺れてきれいな動画を撮ることは難しいものです。自転車の揺れでぶれた動画はとても見づらいですが、スタビライザーを使えば補正されてスムーズで見やすい動画撮影が可能になります。
自転車乗車時に使う方法はいくつかあります。まず、自転車のハンドルに取り付けられるようになる別売りのマウントが市販されていますので、そちらを使う方法です。必ず自分が使っているスタビライザーに取り付け可能な商品かどうかを確認して購入しましょう。
ウェアラブルになるタイプを使う方法もあります。両肩にかけるショルダーベルトでカメラを固定するもので、両手が空くため自転車にも問題なく乗れます。また、ショルダーベルトも自転車用のマウントも両方付いているスマートフォン用の商品も発売されています。

スタビライザーの方式の種類

スタビライザーには、補正をする方向によって1軸、2軸、3軸の3種類があります。方式の違いは商品を選ぶ際の基準のひとつになります。
1軸方式は、回転方向のみを補正するものです。シンプルな構造のため、小型な商品が多いです。2軸方式は、回転方向と垂直方向の2方向を補正します。以前は3軸方式に対応できる商品がそれほどなかったため、2軸方式が主流でした。3軸方式は、回転方向、垂直方向に加えて水平方向も補正します。激しい揺れにも細かく対応できるので、手持ちでの撮影でも効果を発揮します。現在ではこの3軸方式が主流になっています。
自転車に適している方式は、3軸方式でしょう。まっすぐな道を走る際には特に適しています。ただし、山道やカーブが多い道など、水平方向の補正が多く必要な道を走る際は、補正のタイムラグが生じるため不自然な動画になりがちです。その場合は、水平方向の補正をオフにして撮影するとよいでしょう。

かわいいペットの写真や動画も手ぶれなく撮影

スタビライザーは、動き回るペットの撮影にも有効です。写真や室内での手持ち動画撮影はもちろん、散歩をさせながら散歩中の様子をスムーズな動画に収めることが可能になります。例えばスマートフォンに元々入っているカメラアプリでは、飼い主もペットも動いているような状況ではカクカクとした不自然な動画になりがちですが、スタビライザーと専用のアプリを使えば滑らかに動きを撮影できます。
さらに、激しい動きをするスポーツの撮影や、電車や自動車など乗り物に乗りながらの撮影もスムーズになります。ウェアラブルになる商品なら、登山やスキー、スノーボードを楽しみながら自分の見ている景色を滑らかな動画として残すこともできます。使い方次第で写真、動画撮影の可能性が広がるスタビライザーを、ぜひ手に入れてみてください。